2006年2月10日金曜日

職人さんの実家訪問















毎度恒例となっている自社工場の職人さんの実家訪問のご紹介をします。
私達は、工場にて最もがんばった職人さんを激励と感謝の意味を込めて、春節・国慶節などのタイミングで、総経理自ら、彼らの実家へ訪問を行っております。
この行事はこれで3回目となり、今回は2日間で3件のお宅を訪問してきました。
今回の場所は、江蘇省の北部になり、上海中心部から車で4時間かかり、周りは正に「田舎!」畑と木、古い家屋以外なにもありません。
自然が満載と言うより、本当の自然のままです。排気ガスのスモッグや、公害とは無関係の世界です。
彼らは、スギ花粉症なんて言うのは聞いた事もないでしょう。大通りは、かなり道の整備が進んでいるのですが、1本裏道にはいると、アスファルトも何もありません。けもの道です。
そこを子供たちは数時間かけて毎日学校に行くとの事です。職人さん達は皆、家族を家に残し、単身赴任で上海で仕事をしています。そんな中、お父さんの老板(社長さん)がワザワザ訪問してきた。しかもそれは外国人。その職人さんは、それはもう鼻高々で感激していました。
結果、私たちは朝から晩までお酒の飲みっぱなしでグタグタでしたけど・・・。


仕事ですと、つい製品品質の良し悪し、納期・価格ばかり目が向きがちですが、これらを作っているのは、彼ら職人さん達なのです。彼らの気持ちや考え方などを忘れてしまっては、絶対に成功の道はないでしょう。

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